株式会社岩波書店 石井誠治著 2011.3.18発行 940円 17×10.5cm 175頁
石井誠治(イシイセイジ)
1951年東京都生まれ。武蔵大学人文学部卒業。樹木医、環境カウンセラー、森林インストラクター。市民や子どもたちに環境教育、自然観察を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容
サルスベリの幹が冷やっとするのは?落葉するハンノキが紅葉しないのは?銀座にヤナギなのは?葉や枝、幹や根の構造やはたらきなどの基本を学び、いろいろな木を見、触れながら、種類による個性に注目すると、動かない木たちがいきいきと見えてきます。Q&Aを楽しみ、木の見方とうんちくを学べる本。
目次
1 木のこと、どれくらい知っていますか?(木はどんな姿をしているでしょうか。紙やノートに、根、幹、枝、葉を描いてみてください。/知っている木の名前はいくつありますか? ほか)/
2 木の生き方を知ろう(芯の強い木は大木になる/葉で考える木たち ほか)/
3 木たちがかわいそう(都会の巨樹たち/悪者になったスギ ほか)/
4 樹木ハカセになるために/
5 木がもつ不思議な力(樹齢一〇〇〇年といわれる木は、何時代に芽生えたのでしょうか?/巨樹は、人があまり行かない山の上に多いのでしょうか?下のほうに多いのでしょうか? ほか)