ヒメクルミ
解説
ヒメグルミ(姫胡桃)クルミ科クルミ属の落葉高木 学名:Juglans mandshurica Maxim. var. cordiformis または Juglans mandshurica var. cordiformis 別名おたふくぐるみ、めぐるみ。本州中部以北に分布。
マンシュウグルミの変種とする説とオニグルミの変種とする説がありますが、多くの資料がオニグルミの変種となっています。
雌雄同株。樹高10~20メートル。寒さに強く、基本的には丈夫で育てやすい。しかし湿気と養分のある土を好み、根が深く張るため移植が難しい。最終的には直径1メートル近くにもなるため、途中で成長を止めるようにしなければなりません。また庭木で植えた場合でそのまま放置しておくと大きくなりすぎるため、あまり使われていません。
実はオニグルミと並んで美味しい、またオニグルミより実は取り出しやすい。 実の表面はオニグルミに比べると形は先がより尖ってしてより平滑で縦に溝がある、オニグルミ真丸に近いのと比べると、圧縮されて幅が広い円盤型のようになっています。また全体を見るとお多福の面に似ています。このことからオタフクグルミの名がついています。
樹形・幹など