シナマンサク
解説
マンサク科マンサク属の落葉小高木。学名:Hamamelis mollis 英名Chinese witch-hazel
シナマンサクは中国中部原産で中国中部、東部の安徽省、広西自治区、湖北省、湖南省、江西省、四川省、浙江省に生息する。中国産のマンサクなのでシナ(支那)マンサクと名付けられた。
樹高2~8メートル。
葉は互生し、大きくて長さ8~16センチ、とがった倒卵形。花期は1~3月、他の花木に先駆けて黄金色の花を咲かせます。前年の枯葉を枝に残したまま越冬し、その状態で開花することから、花が葉の陰に隠れていることも多い。花は香りも強い。
樹皮は灰褐色で平滑である。幹は根本からよく分枝し、樹冠が球形となる。
マンサクの仲間の中では最も大きな花を咲かせることから、庭木として公園などに数多く植栽される。
葉
神戸森林植物園 2000年4月30日
花
Ran Ran 2015年1月17日
樹形
神戸森林植物園 2000年4月30日
北海道大学付属植物園 1999年8月12日
幹
北海道大学付属植物園 1999年8月12日
樹皮
北海道大学付属植物園 1999年8月12日