レンギョウ
解説
モクセイ科。落葉低木。中国原産で日本へは天和年間に入っていたという。北海道から九州まで植栽可能で、寒さにもよく耐える。高さ2-3m位、枝は長くのび、しだれて地につけば根を出す。節を除いて髄は中空。葉は対生、普通は単一葉だが、しばしば3個の小葉に分裂する。雌雄異株。3-4月中旬、葉の出る前にあざやかな黄色の花を咲かせる。
果実(さく果)は、長さ約1.5cmの卵形で、果皮は堅く、先は細長くなり、とがっている。陽樹で排水性のよい土地を好み、生長は比較的早く、大気汚染にも強い。萌芽力が強く、強剪定ができるため、庭園、公園、街路樹に広く植えられている。果実には、オレアノール酸、サポニン、フラボノイド配糖体などが含まれ、漢方薬にする。病害では枝枯れ菌核病、輪斑病、紫紋羽病、褐斑病が、虫害ではカイガラムシ類による被害がある。
花
▲▲ 錦織公園 2024年3月291日
樹形
富田林市 通勤途中 2023年6月11日
上と同じ写真 錦織公園 2024年1月11日
葉
▲▲ 富田林市 通勤途中 2023年6月11日