875.ベニカナメモチ
解説
ベニカナメモチ(紅要黐)
バラ科カナメモチ属。常緑小高木。別名 アカメモチという。原産地は中国、日本である。高さ5メートルほどになり、春先に葉が紅葉し、冬に緑色となる少し変わった樹木である。樹皮は灰黒~黒褐色であり、葉は厚く皮質、長さは7-10センチ、長楕円形から狭卵形で縁には小さな鋸歯がある。 5-6月に直径0.7-0.8センチの白い5弁の花をつける。また、似た木にベニカナメモチほどは赤くならないカナメモチや、カナメモチとオオバカナメモチの交配品種であるレッド・ロビンがある。レッド・ロビンはベニカナメモチより新芽の赤が濃く、葉が大きくて柔らかく、葉縁の鋸歯が控えめである。庭の生垣や街路樹、公園樹としてよく植えられる。
ベニカナメモチの生垣
ベニカナメモチの新芽
ベニカナメモチの花
ベニカナメモチの実
▲▲ 美原 木材団地 2013年12月8日