ナツメ
解説
なつめ(棗)
クロウメモドキ科ナツメ属。落葉小高木。南欧州、西南アジア、中国北部原産地、日本では北海道・本州・四国・九州の(亜)熱帯に分布している。初夏になって芽をだすため、この名がついた。高さ10メートルほどになり、樹皮は灰黒色、太くなると縦に裂ける。葉は互生、葉柄は1-5ミリと短く、葉身は卵形または卵状披針形、表裏ともに無毛、縁には鈍鋸歯がある。6月頃に葉腋に黄色い小さな花を数個開く。花後、楕円形の核果の果実がなり、薄緑→赤→赤黒に熟す。実には薬効があり、乾して食用、あるいはナツメ酒とする。
葉、実
富田林市 通勤途中 2023年7月5日
富田林市 通勤途中 2001年9月27日
富田林市 通勤途中 2001年8月13日
樹形
富田林市 通勤途中 2002年8月13日
錦織公園 2024年1月11日
幹
長居植物園 2022年9月16日
樹皮
長居植物園 2022年9月16日
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