ピンオーク
解説
ピンオーク
ブナ科コナラ属。落葉高木。カナダ原産であり、アメリカの東部から中部に分布し、「レッドオーク」の仲間である。日本では公園などに栽植されている。別名はアメリカガシワ、アメリカナラという。ピンは牧場の杭のことで、「材が杭に使われる」ことに由来している。オークは「樫」ブナ科コナラ属の高木の総称を意味している。高さ25-35メートルにもなり、ピラミッド形の美しい樹形になる。葉は長さ10-15センチ、「レッドオーク」に特有の葉で、不規則に5~9深裂し、互生し、一度見ると忘れない形の葉である。葉の展開と同じ時期に、雌花と雄花を咲かせる。どんぐりは「くぬぎ(櫟)」に似ていて、2年後の秋に熟する。どんぐりの堅果は非常に小さくて,かわいい。2cmにも満たないようなサイズである。
ピンオークとウッドデッキ
▲▲ 日本万国博覧会記念協会機構 万博公園 1999年10月28日?
樹形
▲▲ 日本万国博覧会記念協会機構 万博公園 1999年5月28日?
葉
日本万国博覧会記念協会機構 万博公園 1998年1月3日?
神戸市立森林林植物園 1998年7月5日?
落ち葉
神戸市立森林植物園 2006年11月26日? 橙色はユリノキの落ち葉
表皮
日本万国博覧会記念協会機構 万博公園 1998年1月3日?
葉