ヒマラヤソケイ
ヒマラヤソケイ (Jasminum humile var. revolutum)は、常緑半蔓性低木で2メートルから3メートル程度、インド、ネパール、ブータン、中国南部などのヒマラヤ山脈の高地地帯に自生しています。
ヒマラヤソケイは、日当たりが良く、排水の良い場所を好みます。寒さにも強く、耐寒性があります。標高2000メートル以上の高地地帯で見られます。
葉が小さくて細長く、対生しています。花は黄色で、花期は夏から秋にかけてです。花は、葉腋から咲く集散花序につき、多数の花がついています。
用途としては ヒマラヤソケイは、観賞用植物として庭や公園などで栽培されることがあります。また、花からは精油が抽出され、香料やアロマセラピーに用いられることもあります。香りがよく、蜜をたくさん分泌するため、ミツバチなどの昆虫によく訪れられます。
注意することは毒性があるため、食用には適しません。また、肌に触れるとかぶれることがあるため、注意が必要です。
葉
▲▲ 大阪公立大学付属植物園 2023年4月16日
樹形
大阪公立大学付属植物園 2023年4月16日