ヒイラギモクセイ
解説
柊木犀 モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。学名:Osmanthus fortunei 和名はヒイラギに似たモクセイの意味で、ヒイラギ(Osmanthus heterophyllus)とギンモクセイ(Osmanthus fragrans)の雑種と考えられている。各地に栽植されている。耐寒性が強く勢定に耐える。雌雄異株と思われるが、栽培されているものはすべて雄木。
樹高:4~7メートルになる。樹皮はコルク質のこぶがある。
ヒイラギ程ではないが刺があるため、泥棒除けの生け垣に植栽されることも多かった。葉のトゲは老木になると鋸歯がなくなる。
葉は柄があり、十字状に対生、長さ5~12cm、厚い革質。10月頃、葉腋や枝先に芳香のある白い小花を束生する。雄しべ2本、雌しべは小さく結実しない。
葉
▲▲ 富田林市 通勤途中 2023年6月10日
福岡市立植物園 2009年11月7日
樹皮