シダレヤナギ
解説
ヤナギ科ヤナギ属。落葉高木。高さ10mになる。原産国は中国中部
で、我が国には奈良時代に伝わり、日本全国でみることができる。直立した幹から出る枝の先は細長く伸びて、地面や水面に接するほど垂れ下がる。
葉は互生、長さ5-12cmの披針形で、鋸歯があり、裏面は帯白色、線形で下を向く。雌雄異株。雌木はごく少ない。
花は葉の出る前につき、穂は反り返って上を向く。一般に枝垂れは変異型であるが、シグレヤナギの 立性の基本型は見つかっていない。雌雄異株で雌株は少ない。花は3月の中旬頃から、咲き始める。雄花序は雌花序より大きい。
樹形
大阪府富田林市の街路樹
葉
大阪市 長居植物園 2014年8月24日
樹皮
大阪市 長居植物園 2014年8月24日