ハナミズキ
解説
ハナミズキ(花水木)
ミズキ科ミズキ属。落葉高木。ハナミズキの名はミズキの仲間で花が目立つことに由来する。原産地は北アメリカであり、別名のアメリカヤマボウシはアメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることからである。樹皮は灰黒色で、葉は楕円形となっている。花期は4月下旬から5月上旬で白や薄いピンクの花をつける。秋には複合果で赤い小さな実をつける。日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカワシントンD.C.へ桜(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年にその返礼として贈られたのが始まりである。庭木のほか街路樹として利用されている。
アメリカでは普通の花木の一つでバージニア州の州花にもなっている。
英語ではdogwood(ドッグウッド)と呼ばれていますが、この木の樹皮で犬を洗っていたからとか、樹皮を煎じたものを犬のノミとりの薬として使用したから、樹皮の煮汁が犬の皮膚病治療に使用されたためとか、串(古語:dag, dog)を作る堅い木を言ったため等諸説ある。
花
▲▲ 富田林市 2013年4月20日
▲▲▲ 富田林市 2015年4月22日
実
富田林市 2014年10月15日
富田林市 2014年10月18日
樹形
▲▲ 富田林市 2013年4月20日