分類はコウゾ科コウゾ属で学名は Broussonetia kazinokiといい、別名カミノキまたはカゾともよばれている。ヒメコウゾ(学名:Broussonetia kazinoki)とカジノキ(学名:Broussonetia papyrifera)の雑種である。
分布は本州、四国、九州、琉球列島、および台湾、朝鮮半島、中国。
開花は4月から6月で樹形は株立ち形.樹恵3~7m。
山地の林に生える落葉低木で樹皮の繊維が非常に強いコウゾは、製紙原料として 古くから用いられ日本紙や紙幣の素材としても使用されたり壁紙・襖・障子紙等 につかわれている。
葉は卵形で互生し長さ4~12cm,細毛があり先は尾のように 尖っていて、若葉には深い切れ込みがある。
春に葉と一緒に開花し自っぽい雄花はえだの基部に集まり、雌花は上部葉えきにつく。
実は、1cmほどの集合果で、
6月に赤く熟し、食べると甘いが花柱が口に残る。