アキニレ
解説
アキニレ「秋楡」
別名 イシゲヤキ、カワラゲヤキ
中部地方以西から琉球列島、および朝鮮半島、台湾、中国の暖帯から亜熱帯に分布。山地や川岸にはえるニレ科の落葉高木で、高さ15m径60cmに生長する。樹皮は灰褐色で、鱗状に剥がれ落ち、まだらに斑紋が残る。葉は楕円形で主脈に対して、左右不同のことが多く、長さ5cm程度で、へりに鋭い鋸歯があり堅い。花は9月ごろ今年伸びた枝の葉腋に4~6個の淡黄色に咲き、果実は10~11月ごろ、
膜質で団扇形で、その中央に種子がある。そのようなところから、アキニレと呼ばれている。
用途は、材は車両・器具・旋作・薪炭等で、樹皮は、繊維・縄・編物 等に使われる。
今では、公園樹や街路樹として、多く植栽されるようになった。
盆栽
モルジブ共和国発行 国際花と緑の博覧会参加記念 1991年
葉と実
▲▲ 神戸市森林植物園 2013年10月14日
実
通勤途中 2003年10月1日
大阪市大植物園 2012年4月9日
富田林市 通勤途中 2023年6月29日
表皮
大阪市 長居植物園 2014年8月24日
樹形
富田林市 自宅前の公園 2013年 月3日
大阪市立長居植物園 2013年4月14日
▲ 神戸市森林植物園 2008年11月3日
大阪市立長居植物園 2013年1月26日
富田林市 通勤途中 2023年6月29日