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世界の樹木

マンリョウ

解説
中国名:朱砂場 日本では関東より以西、朝鮮半島、中国、台湾、インドなど温暖な場所に自生分布する常緑小低木。 庭木などとしても植えられている。なお、アメリカのフロリダ州では外来有害植物として問題になっている。 暖かい地方では2m近くの樹高に達することもありますが、だいたい1m内外に収まる低木で林の下など、半日陰で湿潤な環境を好む。 開花時期:7月実9月~7月 樹形:円柱形 樹高:0.3~1m/常緑小低木 センリョウ(千両)カラタチバナ(百両)とともに縁起木として親しまれて正月飾りに用いられてきた。 毎年、年の瀬から新年には園芸店やホームセンターで売らてれています。 センリョウと似ているが、千両は実が葉より上に付くのに対し、マンリョウは房状をした多数の実が下向きに付く。また同属のヤブコウジと似ているが、ヤブコウジは高さ10cmほどなので区別ができる。 十両(ヤブコウジ) 、百両(カラタチバナ) 、千両(センリョウ) 、万両(マンリョウ) は昔から園芸の世界で使われてきた呼び名です。いずれも秋~冬にかけて濃縁のつや葉と赤い実の対比が美しい。果実は球形で赤熱、放任すれば翌春まで残る。 幹は根元で枝分かれせ上部で枝をまばらに出します。7月頃に1cmに満たない小花をたくさん付け、その後実を着けて晩秋~冬に赤く色づきます。花は白色で紅色の点々があります。葉は互生し、長さ7~12cm、長だ円形で光沢があり、革質で厚いが柔らかめ、フチには波形のギザギザがあり色は濃緑色。光に透かすと黒点が見える。 赤実が基本種ですが白実のシロミノマンリョウ、黄実のキミノマンリョウなどなどが知られています。 日本では江戸時代から栽培されており、古典園芸植物のひとつになります。この時代から多様な品種群が栽培された。シロミノセンリョウ、キミノセンリョウなど、葉に斑のはいるものや葉の形の変わったものや白や黄色の果実など園芸品種も80種近く存在します。
実と樹形
▲▲錦織公園 2024年1月11日
加藤さんの自宅 加藤さん 2014年12月12日facebook投稿
マンリョウの花
奈良 万葉植物園 2001年7月27日
マンリョウの花
奈良 万葉植物園 2001年7月27日
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