ユキヤナギ
解説花
バラ科シモツケ属。落葉低木。中国原産といわれているが、日本でも古くから自生しており、関東以西の本州、四国、九州、中国大陸に分布しいている。葉がヤナギに似て、多数の雪白の小花をつけることからついた名前である。高さ1-2m。日当たりと水はけさえ良ければ、旺盛に育つ。葉は新緑の時鮮やかな黄緑色で、みずみずしい。枝は細長く、地際からたくさん伸びて弓状に曲がり、春に新芽が出ると同時に、前年枝に白色の小花を穂状につけ、株全体を埋めるように咲き乱れる。ほとんどの品種が白一色であるが、ベニバナユキヤナギという品種もある。4月下旬に咲く白い八重咲きのものは近縁種のシジミバナである。 春から初夏にかけてアブラムシが大発生することがある。多少発生してもユキヤナギが枯れることはまれであるが、他のお花へ広がると大変なため、早いうちに薬剤または牛乳を散布して駆除する。牛乳などの自然農薬を使用する場合には、2ー3日おきに3回くらい散布しないと効果は薄い。 春や秋の気候の良い時期であれば、簡単に挿し木で殖やすことができる。
花
▲▲ 自宅 富田林市 2005年5月12日
▲▲ 自宅 富田林市 2011年3月7日
葉
堺 大泉公園4月8日
自宅の雪のユキヤナギ
自宅 2004年12月6日
▲▲ 自宅 2011年2月11日