イペ
解説
イペ、ラパチョ、タベブヤ、lpe、Lapacho、Bethabara(米国市場名)、
Pau d'arco、Ipe tabaco[ブラジル]、Amapa[メキシコ]、
Cortez[ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ]、Guayacan[バナマ]、
Guayacan polvillo[コロンビア]、
Fior amarillo ヘネズエラ]、Green heart[スリナム]、Madera negra[エクアドル]、
Tahuari、Lapacho negro[バラグアイ、Agr] 学名 Tabebuia serratifoliaを含む Tabebuia spp.
科ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)
産地はチリを除くほとんどの熱帯アメリカに分布し産出されている。 近年、日本でもよく利用されるようになり、弊社でもブラジルから大量に輸入した時期もあった。米国ではのBethabaraという商品名で流通している。
心材と辺材の境はわりとはっきりとしている。心材は、新鮮なときは黄緑色であるが、時がたてば、緑色を帯びた褐色になる。辺材は黄色を帯びた灰色。
肌目は精、木理は幅の狭い交錯をする。
気乾比重は0.91~1.20、非常に重硬で加工は専門職人でないと無理である。
寸度安定性はよい。病虫害、白蟻に対する抵抗性は高いが、海虫に対しては弱い。
製材時に皮膚炎を起こすことがある。
用途としては橋、埠頭、ドック、重歩行用ウッドデッキ、工場の床、車体など、さらにろくろ細工、器具柄、ステッキ、弓、釣竿も知られている。 美しい材面をもつものは化粧単板にされる。
切手 樹形と花
ボリビア多民族国
学名:Tabebuia chrysantha
英名:Trumpet Tree
和名:イエロートランペットツリー
ジャマイカ
学名:Tabebuia serratifolia
英名Amapa和名:イペ
セントビンセント
学名:Tabebuia pallida
英名:White Cedar
和名:モモイロノウゼン
シンガポール共和国
学名:Tabebuia rosea
英名:Pink Trumpet Tree
和名:キダチベニノウゼン
ブラジル
学名:ipe-amarelo
和名:イペ
コロンビア共和国
国際森林年
学名:Tabebuia chrysanthak
和名:キバナノウゼン
パラグアイ共和国
ラパチョ(国の木)
バルバドス
学名:Tabebuia chrysantha
英名 Golden Tree
和名:イエロートランペットツリー
英領バージン諸島学
学名:Tabebuia heter
英名:White Cedar和名:イペ
ニカラグア共和国
学名:Tabebuia rosea
英名:Pink Trumpet Tree
和名:モモイロノウゼン
葉と花
▲▲ Tabebuia heterophylla ハワイフォスター植物園 2014年7月4日
枝
▲▲ Tabebuia donnell ハワイフォスター植物園 2014年7月4日
樹形
Tabebuia heterophylla ハワイフォスター植物園 2014年7月4日
木材
中川木材産業のショウルームにあるイペ
Tabebuia_chrysanth タイ・チェンマイ シリキット王女植物園 2008年10月16日
Tabebuia_rosea シンガポール植物園 2008年5月17日
Tabebuia_pentaphyll 米国・サイパン植物園 2009年6月16日
Handroanthus_chrysanthus 福岡市植物園 2009年11月9日
Tabebuia impetiginosa 福岡市植物園 2009年11月9日