コクチナシ
解説
こくちなし(小山梔子)
アカネ科クチナシ属。学名;
Gardenia jasminoides var. radicans でvar. がついているので
Gardenia jasminoidesの変種であることがわかります。 常緑低木。別名ヒメクチナシ、カラクチナシともいう。原産地は中国であり、高さ20-50センチで樹形は株立ち状によく分枝し、枝が横に広がり地面に接したところで発根する。葉は卵状楕円形で光沢があり、小形である。クチナシよりやや遅く6-7月頃に5cmほどの芳香のある白色花をつける。八重咲きが普通で、そのほか一重咲き、斑入り種などがある。生長はやや遅く、耐寒性にはやや弱いが耐暑性・耐潮性は強い。10月頃につける果実はクチナシと同様、山梔子と呼び、消炎・止血などに用いられる。染料として、衣類や食品の色づけにも使用される。
花
通勤途中 2003年6月24日
長居植物園 2022年9月16日
葉
▲▲ 富田林市 通勤途中 2023年6月21日
樹形
長居植物園 2022年9月16日