ドウダンツツジ
解説
ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)
ツツジ科ドウダンツツジ属。落葉低木。日本原産であり、本州、四国、九州に分布する。名の由来は枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似ていることからで、その"トウダイ"から転じたものである。高さ2-3メートル程になり、観賞用に庭木や植え込みとして普通に植えられている。ツツジ科であるが、もち病やグンバイムシなどの病害虫の発生はほとんどなく、剪定にも強く、とても丈夫な性質をもっている。枝はよく分枝する。葉は倒卵形で枝先に輪生状につき、菱形に近く、大きさは通常約2センチ、大きなものは、約5センチになる。雌雄同株、両性花。花は4月上旬から5月中旬頃の葉が出てから約1週間後で、散形花序であり、長さ1-2センチのスズランのような白色壺形の小花をつりさげる。また、ツツジの中では、もっとも紅葉が美しく、四季折々の魅力がある樹木である。
花
通勤途中4月20日
接写
通勤途中に花を下から接写しました。2013年5月3日
通勤途中4月13日
紅葉
神戸市市立森林植物園 2012年11月18日
神戸市市立森林植物園 2006年11月26日
六甲高山植物園 2012年11月18日
樹形
この時期は見る角度によって色が変わる上から見ると茶色ががり、横から見ると上部表面飲み茶色となる。とても幻想的だ。2000年3月