タモ
解説
モクセイ科。 落葉大高木。北海道、本州の中部以北に分布する。
とくに北海道の比較的湿地のところに 多く産する。本州産はわずかである。
サグレンや朝鮮、中国にも産する。直幹環孔材。高さ25m、直径1m。
心材は淡黄暗褐色。辺材は淡黄白色。木理通直で強度も大きい。肌目は荒い。
根際材などに美しい杢が
出る。材に傷が少ないので喜ばれる。比重は0.55前後で、やや強く、堅硬材。心材の耐久性は中。
切削・加工は中。表面仕上は中。構造材として用途が広く、昔はアオデモが適材であったバットの用材と
しての名声も拡がっている。
ベニヤにも用いられる。銘木としては、床廻り材、造作材などに使用される。
木目
樹形
北海道 2012年8月19日
葉
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北海道大学付属植物園 2014年9月13日