ホワイトシリス
解説
シマロバ科アイランサス属の広葉樹高木 Wihte siris 学名:Alianthus integrifolia エイランタスとも呼ばれる。 カキノキ科。 インド、ベトナム、マレーシア、パプアニューギニアに分布します。生息地は、海面から高度 900メートルまでの熱帯雨林です。
樹高55 メートルまで成長し、幹の直径は最大65センチになります。滑らかな樹皮は薄茶色または灰色です。
サマラと呼ばれる翼のある楕円形の果実は長さ22センチ幅5センチ。
日本に輸入されるのはへとんどがパプアニューギニアから。
材の木理は通直でやや精。
比重は0.42~0.48。 心辺材の区別が不明瞭、材の色調は黄白色で明るい。 古くなると灰色を帯びるようになる。粘りがある。青変菌の害を受けやすく、耐久性は低い。
多少装飾的にも使うが、基本的には見えないところに使われる。家具用の芯材や引出しの側板、マッチの軸、羽目板、合板など。
葉