モアビ
解説
アカテツ科。 学名:
Baillonella toxisperma ナイジェリア、ガボンに分布する。高さ60m。木理は精。比重は0.85。直径3m。心材と辺材の区別は明瞭。
心材は赤褐色~暗赤褐色、辺材は灰褐色~桃色を帯びた灰白色。光沢があり、板目面に縞があらわれるものがある。
材の色が均一なので、そろえやすい。加工は容易だが、粘りがなく、曲げに弱い。乾燥を急ぐと、ひび割れする。
乾燥後は狂いが少ない。突板では床板、壁面、製材では家具面緑、枢類、敷居、床板などに用いられる。
木目
モアビの切手
ガボンの樹木 1967.12 ガボン共和国