オオバボタイジュ
解説
シナノキ科シナノキ属の落葉高木で学名:Tilia maximowicziana。大葉菩提樹、別名オオバシナノキ、アオシナ。
関東地方北部と北陸地方以北、北海道に分布しています。樹高樹高は6-8メートルですが、大きいものは23メートルにもなるものがある。
平のオオバボダイジュなど巨樹もあります。
葉は長さ10~15cm、細かい鋸歯があります。裏面や柄に星状毛を密生し、秋に黄葉します。
樹皮は厚く暗紫灰色、滑らかで、のち縦に裂け目ができます。若枝に星状毛が密生。花は6月から7月ごろ、下垂した集散花序に、淡い黄色の芳香がある花を咲かせます。果実は球形から楕円形で長く残ります。
材は心材は淡黄褐色、辺材は黄白色、ただし心辺材の区別は明らかでなく、シナノキよりやや白みがかっている。散孔材で年輪は不明瞭。材質はシナノキによく似ているので、シナノキの代用としてよく使われる。やや軽く軟らかで、耐朽・保存性は低い。比重は0.54程度。
用途は建築、器具、合板、マッチの軸木に用いる。
2013年6月22日 福島県会津地方 Qwert1234
Siliesiac
表皮
Siliesiac
2013年6月22日 福島県会津地方 Qwert1234大阪市大植物園4月9日