マメ科。ガーナ、カメルーン、コンゴに分布する。比重は0.75。
直径1.2m、高さ40mにもなる高木。
散孔材。
辺材は心材より色が薄く、心材は黄褐色でより暗い線が特徴である。 肌目は緻密で通直、交錯木理をなす。かなり重くて硬く、乾燥には長期間を要するが、 変形は少なく安定した材。
曲げ衝撃にも強いが、交錯木理で硬いために切削は難しい。保存性もよく、光沢もあり、幅広い用途に向く。チーク、ケヤキの代用として家具内装材に用いられるが、色調がそろいにくい。
また、年月が経つと黒褐色に変色しやすい。