ブラジリアンローズ
解説
マメ科。落葉高木。 ブラジルに分布する。木理は精。 比重は0.80。環孔性散孔材。 高さ10m前後。
直径1.5m。赤茶色の地肌に、年輪が細くはっきりとした黒い縞模様になっている。
材質は硬く、粘りがあり、
狂わず、虫にも強い。艶があり、からぶきするだけで光沢が出る。
ただし一般に比重が高いため、乾燥は
困難。大然乾燥が十分であるほどよい色が出る。
厳密に本物のローズウッドといえば、このブラジル産の
ローズウッドのこと。
現地ではジャカランダという。宅木ほど高価で手に人りにくい。 白太(辺材)の多い若木
を白ジャカランダと呼び、白太の絡んだ材で柄あわせを楽しむ例も多く、けっこう使われている。銘木としては、
床柱、造作材などに使用される。
A shiny rosewood finish Philipp Zinger Datum: Oktober 2004