ラオスヒノキ
解説
英名:Fokien Cypress
和名:ラオスヒノキ
1986.12.18
ヒノキ科フォッキニア属。学名:Fokienia hodginsii。 属名のFokieniaのフォケニアは20世紀初めに福建省で発見されたのが命名の元になっています。中国名は福建柏です。
中国南部からラオス ベトナムなどインドシナ半島の北回帰線以南。
径は60センチ。
木材は木理精で比重0.5~0.55。心材と辺材の区別が不明瞭。日本のヒノキよりもヤニが多く(油分が多い)、年輪が細かい。それは木曾桧に匹敵する物もある。加工性はよい。独特の香がありますが、人によっては不快に感じるかも知れません。
日本には寺社建築に大径木の優良な木が利用されている。
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樹形
Kunming Botanical Garden, Kunming, Yunnan, China. Daderot 11 August 2011, 01:43:38