ポンデロッサパイン
解説
ブリティッシュコロンビアの伐採現場 1946年
マツ科マツ属の常緑高木。Ponderosa pine学名:
Pinus ponderosa ブラックジャックパインとも呼ばれる。 北米に分布する。オーストラリア南東部やニュージーランド、南アフリカにも生育する。どの地域も蓄積量は豊富。木理はやや精。 比重は0.44-0.46。
直径1.5m。 心材は黄色~淡赤色~橙褐色。辺材は白色~淡黄色で幅が広く、80年輪以上を含む
ものがある。
木理は通直で、年輪は均一なものと非常に不均一なものがある。他の松系に比べて松ヤニが少ない、寸法安定性が高い、収縮率は小さく反りやねじれが少ないなどのが特徴があります。
昔から低級の木枠、
梱包材として使用されているが、たえず商品開発も行われ現在では構造材、家具、建材、建具、フローリングなど巾広く用いられる。節を活かしたカントリー家具用木材としても人気がある。
オーストリア ウィーン大学植物園 2015年9月25日
Wenatchee National Forest Walter Siegmund 2007年6月19日