クロマツ
解説
マツ科。日本、朝鮮に分布する。木理は粗。比重は0.54。直径は2m。
心材は淡褐色、辺材は黄白色で、アカマツよりも辺材が多い。 大きい生節ややにつぼがあらわれやすい。アカマツよりも重硬。 耐朽・保存性は中位。ただし水湿によく耐える。アカマツより樹脂分が多く、均質に含まれている。面材として使用する場合、長い年月、空ぶきして磨くと重厚な光沢のあるものに仕上がる。アカマツと同様の用途がある。
樹齢150年以上になると銘木として扱われるが、松食い虫などの害により優良な老松が減少している。古くから防砂林として植えられてきた。
花
▲▲ 長居植物園 2023年4月30日
葉
上3枚 大阪市 長居植物園 2014年8月24日
樹形
▲▲ 大阪市 長居植物園 2014年8月24日
テレカ
▲▲ 上の手前はアカマツ、左はクロマツ 群馬県富士見村時沢 時沢の夫婦松 2007年6月7日
木目
西光寺のクロマツ 和歌山県有田郡有田川町庄 2021年6月6日