ザクロ
解説
ザクロ科。
落葉小高木。原産地はペルシア地方で、日本には平安時代に
中国経由で渡来したと思われる。本州以南の暖地でよく育ち、庭木として
植えられる。高さ7-8m。
幹にはこぶが多く、一般に分枝が多い。
葉に短柄があり、ほぼ対生、倒卵形または長楕円形で長さは4-5cm。
6-7月に枝先に赤い筒状のがくと5-7枚の花弁をもつ花が咲く。
果実はほぼ球形で、黄橙色に熟して不規則に開裂し、白色、淡紅色あるいは
濃桃色の甘ずっぱい汁に富んだ種皮をもつ種子を現す。
樹皮・根皮は、条虫(サナダムシ)の駆除薬として用いられる。
花
▲▲ 大阪市立長居植物園 2013年6月30日
▲▲ 大阪市立長居植物園 2012年5月27日
葉
▲▲ 大阪市立長居植物園 2012年5月27日
実
▲▲▲ 大阪市立長居植物園 2013年6月30日
通勤途中 2001年10月23日
▲▲ 大阪市立長居植物園 2012年9月4日
富田林市市内 2014年9月4日
樹形
▲▲ 大阪市立長居植物園 2012年7月29日
錦織公園 2024年1月11日
この木に関する俳句
ざくろ