アメリカシラカンバ
解説
カバノキ科カバノキ属の落葉高木 学名:
betula papyrifera 別名アメリカシラカンバ、パピリフェラカンバ、アメリカンバーチ(英国)、ホワイトバーチ、White Birch(カナダ)、Paper birch、Canoe Birchなどと呼ばれています。北アメリカ北部に自生する白樺の短命な種です。
樹高はときに20mに達する。ヨーロッパから北アジアにかけて分布。比較的劣悪な気候にも適応できる。枝と葉は有毛。木の幹の層から紙のように剥がれることが多い、それでPaper birchは薄い白い樹皮にちなんで名付けられました。
精油成分はカリオフィレンが主体。果実は翼のある小堅果で、秋に熟します。
材は曲げやすく裂けにくいので、木工細工などに利用される。また公園樹などとしても使われる。/フィンランドでは、この他にヨーロッパトウヒ(Picea abies - Norway spruce)と2種類のシラカバ(Betula pendula - Silver birchとBetula pubescens - Downy birch)がメジャーな樹種です。
チェコ カレル大学付属植物園の樹名板 2015年9月21日
葉
▲▲▲ チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日
実
フィンランド カイサニエミ植物園 2017年10月15日
樹形
フィンランド カイサニエミ植物園 2017年10月15日
▲▲ チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日
樹皮
▲▲ チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日