1278.シジミバナ
解説
学名 Spiraea prunifolia Seeb.etZucc. バラ科シモツケ属
原産地は中国で古くから日本に渡来し、古くから観賞用
として庭木や生花として栽植されている、高さ1~2mの落葉低木。束生、直立または斜上し弓状に曲がる。開花時期は4~5月頃。白い散形花序が枝にびっしりとつく。前年の枝の葉えきに散形につける。八重咲き、雄しべは花弁に変化し、雌しべは退化する。和名は花形をシジミ貝の肉に見立てたもの。強健で、育てやすいため、庭木に向い
ている。別名ハゼバナは米を炒ったときのはぜた形に似ることによる。漢名は笑靨花といい、花の中央のくぼみをえくぼになぞったもの。
神戸森林植物園 2013年4月28日