1266.セイヨウヒイラギ
解説
フランス共和国切手
西洋柊 モチノキ科モチノキ属の常緑小高木。学名:
Ilex aquifolium 別名をセイヨウヒイラギモチという。原産地はヨーロッパ西部・南部、アフリカ北西部、アジア南西部である。冬になる赤い実が美しく、クリスマスの装飾の定番ということもあり、園芸用に育成されており、黄色い実やとげのない葉など、多数の園芸品種も育成されている。高さ4-6メートルに達し,よく枝分れしてピラミッド形の樹形となる。葉は互生し、長さ5--12センチ、幅2--6センチ、若い枝や下の枝では葉の縁が数箇所鋭く尖るが、古い枝や上の枝では刺の数が少なく、葉先のみ尖るが、縁は全縁となるときがある。雌雄異株。5-6月に前年の枝の葉腋に房状に咲く。花は小さくて白く,4-5個の萼片、花片と雄花ではおしべ、雌花ではめしべと退化雄蕊がある。晩秋、果実は直径6-10ミリの核果で赤く熟し、4個の種子を含む。非常に苦いので、冬の間も鳥に食べられることは少ない。また、常緑で真冬に赤い実をつけることから、ヨーロッパではキリスト教以前にもドルイドにより聖木とされ、古代ローマではサトゥルヌスの木とされ、その祭の直後に当たる12月25日の冬至祭で用いられたため、後にクリスマスにつきものの装飾となったといわれている。材は白く堅いので、細工物、特にチェスの白駒(黒駒は黒檀など)に使われる。
葉と実
A lovely traditional card for the 13th day of our NLI Advent Calendar. This quite obviously entitles you, the bearer, to one kiss today. Though might be safer to stick to someone you know...
From an album of Christmas Cards collected by Georgina Pim of Crosthwaite Park, Dun Laoghaire, Dublin between 1881 and 1893.
Date: Circa 1880s Shirley Wynne
葉と実
チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日
樹形
チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日