1259.ナツハゼ
解説
ツツジ科スノキ属 夏櫨、夏黄櫨 学名: Vaccinium oldhamii 落葉低木。雌雄同株。日本のブルーベリーと呼ばれることもあります。中国原産。中国の黒竜江省、吉林省、陝西省、内蒙古自治区、新疆ウイグル自治区、朝鮮半島南部、日本全国、に分布する。自生地は山林や丘陵地で、花崗岩の風化土が混ざったような乾燥気味の場所を好む。
名前は写真のように初夏にハゼノキ(の美しい紅葉)が見られることから。
樹高1.5~3メートル。樹皮は灰褐色で縦に裂け、薄い縦長のかたまり片となってはがれ落ちる。葉は互生し長さが3~10センチ、葉柄は1~2ミリ程度あり。楕円形や卵形、先端はとがり縁は全縁。
初夏に枝先から長さ約6センチの総状花序を伸ばし、淡黄緑色の花を下向きにつける。花冠は長さ4~5ミリの鐘形で、縁は浅く5裂し反り返る。
実は初夏にできはじめ、9月から10月にかけて熟す。直径4~8ミリの球形で、紫黒色に熟せば生で食べることができる。
酸味は強く甘みも濃い。しかし実はまばらにできるので、大量には収穫できない。
花
▲▲ 錦織公園 2023年6月7日
葉と実
宇治市植物公園 2013年6月9日?
宇治市植物公園 2012年10月2日?
▲▲ 花の文化園 2013年6月?
花
▲▲ 花の文化園 2013年6月?
宇治市植物公園 2013年6月9日?
▲▲▲▲▲ 錦織公園 2023年5月20日
冬の樹形
錦織公園 2024年1月11日