1252.ベニバナトチノキ
解説
ベニバナトチノキ(紅花栃の木)
トチノキ科トチノキ属。落葉高木。別名はセイヨウイワナンテンという。北アメリカ原産の「アメリカ紅花栃の木」とヨーロッパ東南部原産の「西洋栃の木(マロニエ)」との交雑種である。日本には大正末頃に渡来し、よく栽培されている。高さは10-15メートルほどになり、陰樹ですが日当たりが良くても耐えられるため、近ごろはよく、公園にも植栽されている。葉は長さ10-15センチで5-7枚の小葉が手のひら状になって一枚の葉を形成する掌状複葉である。5-6月、枝先に赤紅色の花をまとめて咲かせて円すい状の花穂になり、淡紅色の鮮やかで美しい、たくさんの花穂を付けるので遠目からでも目立つ。
葉
▲▲ 花の文化園 2007年5月11日