1249.マルバチシャノキ
解説
まるばちしゃのき (丸葉萵苣の木)
ムラサキ科チシャノキ属。落葉小高木。千葉県南部以西から四国・九州、それに台湾や中国の沿岸の山地の林縁などに自生する。高さは7-9メートルになり、樹皮は灰白色で、縦に深い割れ目が入りる。葉は広楕円形で互生し、長さ12cm程度、葉の表面には光沢があり先端は急に尖る。5-7月ごろ花冠が5裂する白い花を丸く集団で咲かせる。秋には果実は黄色い球形から扁球形の核果で、径13mm程度、バナナのような香りがし、果肉はほのかに甘く食べることができる。
葉
オークランド植物園 2016年11月28日
小石川植物園 2000年8月24日
樹皮
小石川植物園 2000年8月24日
樹形