1247.シマモクセイ
解説
しまもくせい 学名 Osmanthus insularis
モクセイ科モクセイ属。常緑高木。本州、福井県以西から四国・九州、それに南西諸島、台湾、朝鮮半島南部の巨文島(コムンド)に分布している。高さは15メートルほどになる。樹皮は灰色を帯び、葉は狭長楕円形で対生し、やや薄い革質で、先端は尾状に伸びて鋭く尖る。雌雄異株。10-11月頃、葉腋に小さな白色の花を束生して咲かせる。果実は1,5センチほどの楕円形の核果で、翌年の5-6月に藍黒色に熟す。材が固いことから、別名で「なたおれのき(鉈折れの木)」ともいう。
花
▲▲ 大阪市立大学附属植物園 2011年10月09日