1243.ホザキシモツケ
解説
ほざきしもつけ (穂咲下野)
ばら科しもつけ属。落葉低木。アジアとヨーロッパの寒冷な湿地に生え、日本では本州中部以北の日当たりの良い山地の湿地に分布する。栃木県、昔の下野国(シミツケノクニ)で最初に発見され、穂状になって咲くことからこの名がついた。高さ1-2メートルになる。葉は互生し、楕円状の披針形で、葉縁に鋸葉がある。7-8月頃に枝先にピンクの穂状の集団花をつけ、8-15センチの長い花穂で、花びらは5枚、雄しべは花びらより長い。また、環境省レッドデータブックの絶滅危惧II類(VU)にある。
花
▲▲ 大阪市立大学附属植物園 2002年5月26日
樹形