1240.チリマツ
解説
ナンヨウスギ科ナンヨウスギ属の常緑高木 学名:
Araucaria araucana
別名、アラウカリア、チリーパイン、チリ松、フサナンヨウスギ、モンキーパズル、ヨロイスギ、モンキー テール ツリー、ピニョネロ、ピューエンなどという。チリ中部と南部、アルゼンチン西部が原産で、チリやアルゼンチンのアンデス山脈にだけ分布している。
古代の先史時代に類似種が蔓延していたため、生きた化石と呼ばれることもあります。チリの国樹。伐採、森林火災、放牧による個体数の減少により、2013 年に IUCN によって絶滅危惧種に指定されました。
高さ50メートルになるものもあり、火山性の山の斜面に生え、樹冠は珍しいキノコ形になる。生長がとても速いのが特徴で、また、1000年以上を生き続ける。
枝の先に丸い球果をつける。チリのペウエンチエ族はこの種子を主食としている。栄養に富み、料理するとおいしく、収穫祭や豊作祭の行事に重要な木である。
材は比較的強度もあり適度に耐久性もあるが、接地すると保存性に欠ける。 木材業界で言うチリマツ(チリ松)は別種のもので、米国のラジアータマツパインをチリ植林したもの。
葉
2004年9月2日
河内長野 花の文化苑 2014年8月17日
樹形
カナダ バンクーバー アンドューセン植物園 2004年11月20日
大阪市 咲くやこの花館 2012年9月16日
樹皮
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日