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世界の樹木

ナツグミ(夏茱萸)

解説
ナミグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属。落葉小高木。北海道(南部),本州(福島県殻静岡県の太平洋側) 、四国、九州に分布する日本湖固有である。高さ2-4メートルになり、若枝には赤褐色の鱗片がある。しばしば枝が棘状になる。葉は互生、長さ3-9センチ広楕円形から広卵形。表面には銀色の鱗状毛があり、裏面には銀色の鱗状毛が密生する中に褐色の鱗状毛が混じる。葉柄は5-10ミリ赤褐色の鱗状毛が密生する。
4-5月に、葉腋に1-2個の花が下垂する。花に見えるのは萼筒で、先が4裂する。花弁は無い。萼筒の基部は、子房と合着し、花柄につながる。萼筒の表面にも、褐色の鱗毛がある。5-6月に実が赤く熟し食べることができるが、甘酸っぱさの中に渋みがある。庭にもよく植えられる。
ナツグミ葉 ナツグミ葉
▲▲長居植物園 2022年9月16日
ナツグミの実 ナツグミの実
▲▲大阪市立長居植物園 2012年5月27日 
ナツグミ幹
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