1232.ノウゼンカズラ
解説
ノウゼンカズラ(凌霄花)
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属。
つる性落葉樹。日本で栽培されるノウゼンカズラは中国原産で平安時代に渡来したといわれる。葉は対生し、奇数羽状複葉で、小葉は2~6対。小葉の葉身は卵形で先は尖り、無毛、縁に粗い鋸歯がある。つるは気根を出し固着しながら伸びる。幹はフジと同じように太くなり、樹勢が非常に強く丈夫な花木であり、地下茎を延ばしひこばえを周囲に芽生えさせ、繁殖する。6-8月に橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつける。花の形がラッパに似ていることから英語では「トランペット・フラワー」、「トランペット・ヴァイン」あるいは「トランペット・クリーパー」と呼ばれる。
花
▲▲ 大阪市立大学附属植物園 2003年7月22日
アメリカノウゼンカヅラ 大阪市立大学附属植物園 2003年7月22日