アメリカスズカケノキ
解説
スズカケノキ科スズカケノキ属。落葉高木。北アメリカ原産である。日本は19世紀後半に渡来し、街路樹としてよく植えられている。高さは15-20mになるが、原産地では35mになるものがある。葉は径10~20cm、の広卵形で、3-5浅裂し、中央裂片が折れ曲がる。ふちには不ぞろいの歯牙がある。下部の樹皮は暗茶褐色で縦に割れ目が入るが、はがれてまだらになることはない。花は春、雄花と雌花が別々に頭状花序をつくる。新葉と共に開く。冬芽は卵形。無毛で赤褐色の1個の芽鱗に包まれる。葉痕は冬芽の回りを囲む。
葉
小石川植物園 2000年8月24日
樹形
小石川植物園 2000年8月24日