ドロノキ
解説
ヤナギ科。落葉大高木。
日本の本州中部以北から北海道の川岸の肥沃地、朝鮮、中国東北に分布する。
木理はやや精。 比重は0.42。散孔材。 高さ30m。直径1m。
葉は、だ円形で葉裏に白味を帯び金属様の 光沢がある。若木の樹皮は横に、老い木は縦に割れ目ができる。心材は淡灰褐色で、ときに不明確な縞を あらわし、辺材はほぼ白色。 心辺材の境界はやや不明瞭。あまり明瞭ではないが年輪は認められる。材質 は軽くて弱く、断面は厚く、やや軟らかい。耐朽性は低く、時間が経つと緑灰色から暗灰色に変化する。
マッチの軸木、包装材、パルプ材、ランバーコアの芯に使われる。
樹形
上7枚札幌 旭川 永山開拓年保護樹 1998年8月8日
▲▲札幌 北大植物園 1998年8月12日