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世界の樹木

ブドウ

解説

分類:ブドウ科ブドウ属、 分布:北海道、本州、四臥九州に広く栽培される
開花時期:6月 実8月~10月 

最近日本でもすぐれたワインが生産されるようになってきました。それで初めて日本にもワインが栽培されていることがわかります。
日本に自生するブドウの代表はヤマブドウです。これは北海道から九州の山に普通に見られるつる性の落葉樹で、他の木にからみついて伸びる。古くなると幹の直径が4~5cmにもなる。花は初夏に咲き、秋にはブドウに似た紫黒色の実がなる。少し酸っぱく、そのままでも食べられるが、ジャムに加工することもある。また、十勝ワインはヤマブドウを原料にしている。葡萄(えび)染めという昔の染色法はこの実を使ったといわれる。
アジア西部地方原産、世界の温帯で広く果樹として栽植される落葉つる高木。茎は葉と対生する巻ひげによって他物によじ登る。花は初夏に咲き、新枝の葉に対生して円錐花序をつける。液果は生食またはブドウ酒をつくる。和名は葡萄の字音から出たもので蒲桃に由来し、蒲桃はペルシャの土語Budanに基づく音訳字。

葉・実
オーストリア 2015年10月11日
ニュージランド ウエリントン付近のぶどう畑 2016年11月18日
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