アオギリ
解説
青桐・梧・梧桐 学名:Firmianasimplex(Linn.)W.F.Wight
中国原産の落葉高木、生長が早いので、公園や街路樹として多く植栽され高さ15mに達するものがある。
樹皮は緑色でなめらかだが、老木になると灰白色の横じまが多くなり縄、布に利用される。材は軽く柔かく、
建築・家具などに利用し、中国では、棺を作るのに最高の材として珍重され馴染みが深い。庭樹園としても
用いられる。 若い枝や花には星状の軟毛がつき、葉が桐に似ていて樹皮が緑色であるのでこの名前の由来である。葉
は扁円形で長さ15~30cm、掌状に3~5裂、花は六月頃に黄緑色の雄花と雌花が混ざった花序で花弁はな
い。九月には舟型の実を付ける。
また、アオギリの葉で閏月を知ることができたともいわれている。平年には十二枚しか付かない葉が、閏年に
は十三枚付き、下から毎月数えて小さい葉のあたるところが閏月と知ることができたそうです。
花
上6枚 大阪市立長居植物園 2013年6月30日
葉
大阪市立長居植物園 2013年6月30日
大阪市大植物園 2007年7月
実
大阪市 長居植物園 2014年8月24日
大阪市長居植物園 2012年1月12日
樹形
大阪市 長居植物園 2014年8月24日
大阪市立長居植物園 2013年6月30日
阪急日生ニュータウン 松尾台 2013年7月13日
大阪市大植物園 2007年7月
表皮
富田林市 通勤途中 2023年5月22日