ノグルミ
解説
クルミ科ノグルミ属 野胡桃 漢名必栗香。学名:
Platycarya strobilacea 東海地方以西、四国、九州、および朝鮮半島、台湾、中国に分布。山地の日当たりのよいところにはえる落葉高木。
名前の由来は葉や樹形がクルミに似ていて山野に見られることから。
高さ10m、径50~60cmになる。直径1メートルにもなるものもある。雌雄異株。葉は互生で、奇数羽状複葉で長さ20~30cm。若枝や葉軸に褐色の軟毛を密生するがのち無毛。花は初夏、先の1個が雌花穂で周辺は雄花穂。
材の比重 0.76、材は淡黄白色。心材は暗黄色。肌目は粗。やや重硬材。
材の用途とは 建築(造作用)、家具、器具,下駄、マッチの軸木、ほだぎ,土木用材。果序は染料とする。
葉
大阪市立大学付属植物園 2008年11月22日
実
大阪市立大学付属植物園 2008年11月22日
▲▲ 大阪 長居植物園 2013年8月18日
表皮
大阪 長居植物園 2013年8月18日