カンボケ
解説
カンボケ(寒木瓜)
バラ科ボケ属。落葉低木。高さ1-2m、中国原産で、日本には 享保年間に渡来し
た。観賞用として庭園や盆栽に栽培されている。種類によっては早春から、トゲのあ
る枝にウメに似た 5弁花がかたまって咲く。11月から早春に咲くのは「カンボ
ケ」「サラサボケ」 である。また江戸時代から、お祝い事には生けてはならない花
とされていて、オニユリやヒガンバナも同じである。 木瓜の実が、黄色に完全に熟
す前のまだ緑の頃、長時間酒につけて作る薬種は、疲労回復に、暑気あたりに効果が
あるという。
花
大阪市大植物園4月9日
樹形
大阪市大植物園4月9日
果実