ハナマキ
解説
フトモモ科ブラシノキ属 常緑小高木。学名:Callistemon citrinus 別名、カリステモン、ハナマキ(花槇)、キンポウジュ(金宝樹)とも呼ばれています。 英名は Melaleuca citrina、 the common red bottlebrush、crimson bottlebrush、lemon bottlebrushなど 。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州が原産です。強い木、ほとんどの土壌で育ちますが、十分な日光を好みます。 長さ10センチほどの線型の葉があり、つぶしたり揉んだりすると整髪料のようなにおいがします。5月ころ長さ12センチの真っ赤なボトルブラシのような穂状花序が咲き、毎年5月頃、目立つ美しい赤い花を咲かせます。種類によるものなのか、土地の状態によるのかわかりませんが、年に2度咲くものもあります。花は鳥やハチドリにとっては豊かな蜜源です。高さは1.5メーターから3メートルくらいになります。 ラシノキ属には30以上の種類があります。
通常、赤花を「ブラシの木」と呼び、白花品種は「マキバブラシノキ(槙葉ブラシの木)」と呼ばれます。葉は緑色で堅い革質をしており、葉形は線形または被針形、船形で、葉の付き方は互生である。果実は朔果で、写真のように枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見えます。果実には粉状の種子が入っており、オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると割れて種子を放出します。つまり、山火事になるまで木についたまま種子を出さず、山火事にあって木が死んだら、実が割れて種子が飛び散るという性質があります。
樹形
大阪市大植物園2000年 4月9日
花
Callistemon sp. ペナン植物園 2010年9月15日
オーストラリア ケアンズ 2004年10月25日
▲▲ 通勤途中 2017年5月8日
Callistemon sp. 通勤途中 2014年5月27日
Callistemon sp. 通勤途中 2017年5月28日
Callistemon sp. 通勤途中 2017年5月15日