カラスザンショウ
解説
ミカン科、学名:
Zanthoxylum ailanthoides 、烏山椒。
本州、四国、九州、琉球列島、小笠原、および朝鮮半島南部、台湾、中国、フィリピンに分布し、暖地に普通にはえる落葉高木。特に伐採後、火事後に最初に生えてくるパイロット植物です。高さ6~8m、大きいものでは15mになるものもある。樹皮は灰色で縦に皮目がある。若枝のとげは短く多い。小葉は長さ6~15cmで無毛、褐色の油点がある。雌雄異株。花は夏、枝先に短い円錐花序をつけ、軸の片側に微毛を密生する。牧野先生によると和名の鴉山椒は「役に立たないのでカラス」という言葉をつけたとのこと。
樹形
大阪市大植物園4月9日
表皮
大阪市大植物園4月9日