アメリカディゴ
解説
原産地は南米ブラジル。観賞用植物として栽培される。江戸時代より渡来し、明治の中頃導入された。落葉小高木、現地では5-10mの高さににもなる。茎には平たい逆向きのとげがある。葉は3出複葉。小葉は卵状広だ円形からだ円状皮針形。枝の先または上方の葉えきから総状の花序を出す。花は上下が逆転して旗弁が下向きとなり、情熱的な真紅、花梗やがくも赤い。花期は6~9月頃で別名の海紅豆は同名異種がある。鹿児島県の県木、アルゼンチン、ウルグアイの国花
樹木は庭園木や街路樹に、花はウールや綿の染色に、乾いた樹皮は歯磨きや、壊血病の治療等に、また木材は比重が低く、細工しやすい、南米では太鼓の材料に利用されている。
Erythrina crista-galli Lim. エクスリナ クリスタガーリ
花
大阪市大植物園 2013年8月11日
実
大阪市 長居植物園 2013年8月13日
樹皮
Erythrina bidwillii Lindl.エクスリナ ビドウイリー、
樹形