シロヤマブキ
解説
白山吹 バラ科シロヤマブキ属の落葉低木 学名:Rhodotypos scandens
本州(岡山、広島県)、朝鮮半島、中国に分布し、石灰岩地に稀に自生する。和名は全形がヤマブキに似て白花をつけることによる。
樹高1~2m。
全体の感じはヤマブキによく似ているますが、シロヤマブキは対生であるのに対し、ヤマブキは互生であり、花も本種が四弁でヤマブキが五弁と相違している。
葉は2~5ミリ葉柄があり長さ5-10センチの単葉。葉の形は卵形で先が尖り、基部は円形または心形、縁には鋭い重鋸歯があり、葉脈のしわが目立つ。
花期は4-5月で、径3-4cmの両性花を側枝の先端に一つずつ咲かせる。花弁は4枚で白色。果実は痩果で、花に光沢がある黒色の実を4個ずつつける。翌春まで残る場合がある。
全国の植物園や庭などに植栽されている。
花
▲▲ 神戸森林植物園 2013年4月28日
▲▲ 神戸森林植物園 2015年4月28日
長居植物園 2015年4月26日
実
神戸市立森林植物園 2016年5月22日
樹皮
神戸市立森林植物園 2016年5月22日
樹形
神戸森林植物園 2015年4月28日