ヒメユズリハ
解説
ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木 学名;Daphniphyllum teijsmannii
房総半島以西、四国、九州、琉球列島、および朝鮮半島、台湾に分布、海岸の暖帯林内にはえる。トベラやウバメガシと共に海岸林の重要な構成樹種。
樹高3~10m。葉はユズリハに似ているが小さく長さ7~20cm、全縁、若木では2~3の浅い切れ込みがある。表面は光沢がない。葉柄は長く、葉の付け根で少し曲がる。葉柄がきれいな赤に色づかない。雌雄異株。花は晩春、花弁はないが、がくはあり、雄しべ8本。和名は葉がユズリハに比べて小さいため。
葉
大阪市大植物園 2013年8月11日
樹形